センター長 小澤 吉徳より
そのトラブルを簡裁に訴える前に!「ふらっと」立ち寄って、話し合ってみませんか。
「中立公正(ふらっと)」な調停人が話し合いのお手伝いをします。
をキャッチ・コピーとして、既存の紛争解決手段よりも、当事者の満足度が高い紛争解決機関を目指して、 「対話」をキーワードに、これまで数多くの事件を扱ってきました。
メディエーションと呼ばれる、当事者の紛争解決能力を信じ、それを引き出すことを支援する紛争解決方法は、調停人(メディエーター)のスキルが試される場でもありますが、そのスキルは一朝一夕に獲得できるものではありません。したがいまして、「ふらっと」でメディエーターを務める司法書士は、多くの研修を重ね、日々自己研さんに励んでいます。そして、その数は少しずつではありますが、着実に増えています。
「ふらっと」が目指す自立的な紛争解決は、既存の法制度の再検証にも繋がりうるし、そうであれば、既存の調停制度にも大きな化学反応をもたらす可能性を秘めていると考えています。
さらに言えば、市民社会における「法の支配」の実現に大きく寄与する可能性があり、それは画期的な司法書士法改正をもたらせた司法制度改革の理念にも合致するものでありましょう。
紛争が多様化する現在社会においては、一人でも多く、この新しい紛争解決の理念とスキルを共有し、それぞれの現場で活かすことが、今、社会に求められていると思います。
「ふらっと」が、一人でも多くの市民の自立的な紛争解決の一助になることを祈念しております。